1月も下旬に差し掛かりました。3年生は卒業に向けて着々と準備を進めています。
さて、昨日の茶道部の活動内において、3年生へ感謝の気持ちを伝える謝恩茶会
を実施しました。このお茶会は、毎年実施しており、なかなか茶道部が点てるお茶
を飲むことができないため、その機会を作るということと、日頃の感謝の気持ちを
伝えるという目的のもとに行っています。
今年は1年生と2年生に分かれ、また3年生も2グループに分かれて行いました。
2年生のお席が最初に行い、席主を1年生の市川稜人くん、お点前を2年生川口真由さん、
半東を2年生の小俣七海さんが担当しました。1年生の市川くんは、2年生の中で一人
1年生だったこともあり、少々緊張が見られましたが精一杯気持ちを込めて役割をこなして
いました。
1年生のお席では、席主を1年生の市川稜人くん、お点前を長澤満星くん、半東のは長峰拓也くん
が担当しました。1年生のみの三役だったので、より一層緊張が増したようですが、今までお稽古
を通して学んだことを出し切ろうと努力していました。
この日、3年生に出したお茶菓子は、「みやこまんじゅう」という静岡のお菓子に、生クリームを
トッピングしたオリジナルのものでした。事前に3年生の先輩方にお菓子のアンケートを取り、その
希望を総括してこのようなお菓子になりました。
本来ならば、洋菓子ではなく和菓子を使用するのですが、お茶会の目的は「3年生に感謝の気持ち
を伝えること、そしておもてなしをすること」でしたので、このような形となりました。
3年生の皆さんは喜んでいただけたでしょうか。
少しでも後輩の気持ちが伝わったのなら幸いです。
残り少ない高校生活ですが、その間に自分達が学んだことや感じたことを後輩達に話し、伝えて
言って欲しいと思います。
やはり、後輩にとって先輩の存在は偉大な存在です。
教員の言葉よりも、先輩の言葉は大きく響くものでより影響力があると思います。同じ道を辿って
行く(辿って来た)同志だからこそ、分かりあえること、共感できることがあるからです。
是非、先輩の皆さんは後輩に形に残るもの残らないものを含めて、後輩に伝えてください。そして、
後輩の皆さんも先輩からたくさんの良いところを吸収して、進級に向けて準備を進めて欲しいと
思います。
本日も、本校のHPとブログに訪問くださいましてありがとうございます。
写真は、お床の掛物とお花、香合です。お軸は、生徒が
作成したものです。
写真は、2年生のお茶席で、席主は1年生の市川稜人くん、お点前は
2年生の川口真由さん、半東は小俣七海さんです。少し緊張している
様子でした。
写真は、3年生の茶道部がお正客に入った3年生に作法を教えている
様子です。初めての本格的なお茶会に戸惑いがあったようですが、
教わりながらお茶を楽しんでいました。
写真は、水屋で頑張る1年生の様子です。人数が少ない中でもそれぞれ
が役割を全うしていました。